活動報告REPORT

3月度例会

2019年3月27日(水)に岸和田市立浪切ホール小ホールにて3月例会が開催されました。

今回のテーマ 「究極の差別化」からの経営革新

~小さく攻める逆転の発想~

 

小川委員長による開会宣言。

井川会長挨拶と今回の例会の学びのPOINTのご説明。

 

そして、講師は日創研経営研究会本部レクチャラー 株式会社酒商山田の山田淳仁様に「究極の差別化」からの経営革新~小さく攻める逆転の発想~をテーマにご講演を頂きました。

平成元年から家業に戻られ27年前から「日本のお酒」に特化した酒屋を目指し、いつしか地元広島だけでなく、全国のお客さまや飲食店から注文や取引依頼が入るようになり、近年には海外のお客さまからもお取引の依頼がくるようになりました。売上の9割以上を占めていたビールとタバコを捨て日本酒と本格焼酎をメインに取り扱われ、人気のお酒にアプローチするのをやめ、世間に名前を知られていない、けれども味がよく、志のある小さな蔵元と一緒になって新しい市場をつくられました。まさしく「誰とも戦わない」経営です。人材育成の考え方も経営戦略と繋がっており、「争わない社風」を育て、サービスの向上・生産性の向上・利益の向上が、顧客満足・社員満足蔵元さん満足にまで繋がり、業界の活性化にまでつなげられました。ライバルをつくらない商いの法則として、「売れない酒を売る」「一物一価での販売」「問屋を通さない」「小さな商いに徹する」「売らない、という発想」など・・・「小さなことを積み上げていく経営(忽々経営)」に徹した結果、やがて、差別化・異質化を生み「今までにない酒屋さん」をつくられました。

質疑応答では各会員様の質問に丁寧にお答えいただきました。

記念品の贈呈。

坂中副会長による謝辞。

丸山副委員長による閉会宣言。

水上副委員長司会のもと経営懇談会か始まりました。

経営懇談会では食事をしながら各テーブルごとにディスカッション。テーマは「今あるビジネスから何か社会のお困りごとを解決できることは無いか」について話し合いました。

各テーブルでのディスカッションの後、各テーブルより発表と山田講師にご質問などもして頂きました。講演の時に質問できなかった会員様方から沢山の質問がありましたが、ここでも丁寧にご回答していただきました。

 

今回の例会にゲストとしてご参加頂きましたゲスト様から感想の発表。

ゲスト様に対しても山田レクチャラーから学びの大切さや、学びの友の大切さなどのお話を頂きました。

井川会長による締めのご挨拶。

井川会長のご指名により今回の例会担当戦略委員会Ⅱの皆様のご紹介と小川委員長からのお礼のご挨拶で終了となりました。

※次回の南大阪経営研究会の例会は5月例会
誰と学ぶか?どこで学ぶか?
~一人の念いから社風が変わる~
になります。
日程は5月30日(木)受付開始18時、場所は岸和田市立浪切ホール4F特別技室で行います。。
是非、皆様のご参加を心よりお待ちしております。